2023/01/19
VISITING DULTON STORES #01 Vol.2 | 町田店から発信するD.F.Sのスタイル
VISITING DULTON STORES #01 Vol.2
DULTONの店舗一覧はこちら>
DULTON 直営店が持つそれぞれの魅力を発信する企画「VISITING DULTON STORES」。#01 は DULTON FACTORY SERVICE の元祖、DULTON FACTORY SERVICE 町田店です。 前回 は遊び心溢れるテーマパークのような店舗の特徴をご紹介しました。続く Vol.2 では、直営店のなかでもひときわユニークな町田店を支える森島大真店長のインタビューをお届けします。
Vol.1は こちら / Vol.3は こちら
DULTON との出会い、そして今に至る道
DULTON(以下 D):森島店長と DULTON の出会いについて教えてください。
森島店長(以下 M):ある日渋谷を歩いていて、DULTON 神南店を偶然見つけました。そして「すてきなお店があるな」と思って立ち寄ったんです。そのときはまだ DULTON を知りませんでした。僕が専門学生だったころなので、9年ほど前ですね。
D:何を学ぶ専門学校に通っていたんですか?
M:当時は美容師になりたくて、美容専門学校に通っていました。
D:では、卒業後は美容師になったんですね。
M:はい。都内の美容院に勤めました。でも、ありがちなんですが手荒れがひどくて1年ほどで辞めてしまったんです。
D:その後はどうされたのですか?
M:一度実家がある静岡に戻りました。だけども美容師を辞めてから、インテリアや空間の演出をやりたいという夢ができたので、また東京に出たんです。そのときに DULTON で働きたいと思い、スタッフの公募に応募したんですよ。
D:そうだったんですね!今ここにいらっしゃるということは、結果は......?
M:無事に合格し、まずはアルバイトとして町田店に採用されました。それが約5年前、23歳のときです。
D:たしかに DULTON FACTORY SERVICE 町田店は DULTON の直営店のなかでも空間デザインという点においてとくにユニークです。現在はどのようなことを意識してお店づくりをしていますか?
M:全体的なインパクトを与えるために、商品の物量を確保したり、ディスプレイを大きくつくり込んでいます。店舗が広いので、商品をシンプルに並べてしまうと印象が薄くなってしまうんです。あとは商品の持ち味を生かした空間の演出を大切にしてますね。
①広いスペースを持つ町田店は場所によって驚くほど雰囲気が違う。バリエーションを出すために、商品のテイストや大きさに合わせてディスプレイを調整している。
②空間演出が得意な森島店長。インダストリアルなスタイルが基本的な好みだという。
③森島店長のお気に入りスポットは 1 階の壁。「開業当初からあるこの壁がなぜか好きなんですよ(笑)。エアストリームみたいで格好いい。無駄に打ってあるこのビスいいんです」
④「ここはお店の入り口となるスペースで、町田店の持ち味を伝えるディスプレイがあります。『FACTORY SERVICE』なので工業的なイメージをつくっています。この狭い空間から広い店舗に入っていくとワクワク感がいっきに高まるんです」
町田店から発信する D.F. SERVICE のスタイル
D:町田店は品揃えも独特ですよね。
M:メインは DULTON の商品ですが、もともと創業メンバーが趣味で置いていたヴィンテージやミリタリーのアイテムを今も継続して展開しています。その遊び心の混ざり合いこそが付加価値となり、独自の空間になっているんです。DULTON FACTORY SERVICE という店舗スタイルのベースとも言えるこのようなかたちは、町田店から生まれました。
D:どうやって空間デザインのスキルを身につけたんですか?
M:町田店で長く店長を務めていた先輩にいろいろと教わりました。あとはいろんなインテリアショップやヴィンテージショップに個人的に足を運んで、商品の見せ方や照明の使い方を学んでいます。
D:森島店長が愛用している DULTON の商品を教えてください。
M: パーツストッカー をずっと愛用中です。入社前に買ったので、もう6年くらい経ちますね。ネットを張って植物を置いたり、スコップをガサッと入れて使っています。お菓子が入っていることも多いです(笑)
①森島店長の部屋に飾られた パーツストッカー 。「何個も積み重ねられて、なおかつ収納した物がすぐに取り出せる使い勝手のよさと、インテリアとしてのデザイン性に惹かれています」
②DULTON のオリジナル商品とともにディスプレイされるヴィンテージ&ミリタリーアイテム。町田店には1点ものを探す楽しみもある。
③町田店にはもちろん パーツストッカー が並んでいる。各色、各サイズとも勢ぞろいしているので、好みや用途に合わせて自由に選んでほしい。
DULTON の魅力と町田店のこれから
D:ブランドとしての DULTON の魅力はなんでしょう?
M:ほかにないようなオリジナル商品が充実しているところ。海外のテイストを持つ DULTON のアイテムをお部屋に取り入れると気持ちが高揚します。DULTON の昔からのコンセプトでもあるのですが、「便利さよりも心を豊かにしてくれる物」をつくっていることがやっぱりいちばんの魅力ですね。
D:町田店はオリジナル商品の種類や点数がひときわ豊富で、いるだけで楽しくなる店舗ですよね。
M:楽しみながら買い物できる空間があるということも DULTON のブランドイメージだと思うんです。そこも大切ですよね。
D:今後の展望を教えてください。
M:2017年に閉店してしまったのですが、PANCOW / BOTANY という植物を取り扱う DULTON の店舗が東京・世田谷にありました。DULTON は2022年からそのコンセプトを復活させて、あらためて BOTANY という屋号で植物やガーデングッズを打ち出しています。町田店をはじめとした DULTON FACTORY SERVICE 全体で BOTANY を盛り上げていきたいです。
D:大きな多肉植物が入り口のそばに並んでいました。迫力がありますね。
M:あとは体験や演出的な部分をもっと楽しんでもらえるような、五感をさらに意識した売り場を提案したいです。ゆくゆくはワークショップやイベントを開催して、さらに楽しめる空間をつくりたいと思っています。
①町田店には BOTANY のコーナーが常設。サボテンやアガベ、ユーフォルビアなどの多肉植物や樹形にこだわったユッカ、フィカス、アカシアなどの観葉植物など存在感のある植物をセレクトしている。
②多彩な植物にマッチする BOTANY のガーデンポットも盛りだくさん。 BOTANY は今後さらなる充実をはかるので乞うご期待!
③スチールプレートに好きなテキストをエンボス加工できる カスタムエンボスプレート も町田店の人気商品だそう。このように体験的なことをより意識したサービスを増やしていきたいと森島店長は話す。
④過去のイベントで行ったステンシルのワークショップは大盛況だった。町田店でも楽しいワークショップの開催を画策中。
DULTON FACTORY SERVICE 町田店
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VISITING DULTON STORESとは?
DULTONの直営店には個性に合わせたスタイルがあります。
それはDULTON、DULTON FACTORY SERVICE、DULTON DAY STACK、DULTON MARKET STORE、ZAPADY-DOOの5つ。
そして、スタイルが同じであってもお店によって見どころはさまざまです。
もっと実店舗でのお買い物を楽しんでもらいたい。
「VISITING DULTON STORES」はそんな思いから生まれた、日本全国にある直営店が持つそれぞれの魅力を紹介する企画です。
DULTONの店舗一覧はこちら>
DULTON 直営店が持つそれぞれの魅力を発信する企画「VISITING DULTON STORES」。#01 は DULTON FACTORY SERVICE の元祖、DULTON FACTORY SERVICE 町田店です。 前回 は遊び心溢れるテーマパークのような店舗の特徴をご紹介しました。続く Vol.2 では、直営店のなかでもひときわユニークな町田店を支える森島大真店長のインタビューをお届けします。
Vol.1は こちら / Vol.3は こちら
DULTON との出会い、そして今に至る道
DULTON(以下 D):森島店長と DULTON の出会いについて教えてください。
森島店長(以下 M):ある日渋谷を歩いていて、DULTON 神南店を偶然見つけました。そして「すてきなお店があるな」と思って立ち寄ったんです。そのときはまだ DULTON を知りませんでした。僕が専門学生だったころなので、9年ほど前ですね。
D:何を学ぶ専門学校に通っていたんですか?
M:当時は美容師になりたくて、美容専門学校に通っていました。
D:では、卒業後は美容師になったんですね。
M:はい。都内の美容院に勤めました。でも、ありがちなんですが手荒れがひどくて1年ほどで辞めてしまったんです。
D:その後はどうされたのですか?
M:一度実家がある静岡に戻りました。だけども美容師を辞めてから、インテリアや空間の演出をやりたいという夢ができたので、また東京に出たんです。そのときに DULTON で働きたいと思い、スタッフの公募に応募したんですよ。
D:そうだったんですね!今ここにいらっしゃるということは、結果は......?
M:無事に合格し、まずはアルバイトとして町田店に採用されました。それが約5年前、23歳のときです。
D:たしかに DULTON FACTORY SERVICE 町田店は DULTON の直営店のなかでも空間デザインという点においてとくにユニークです。現在はどのようなことを意識してお店づくりをしていますか?
M:全体的なインパクトを与えるために、商品の物量を確保したり、ディスプレイを大きくつくり込んでいます。店舗が広いので、商品をシンプルに並べてしまうと印象が薄くなってしまうんです。あとは商品の持ち味を生かした空間の演出を大切にしてますね。
①広いスペースを持つ町田店は場所によって驚くほど雰囲気が違う。バリエーションを出すために、商品のテイストや大きさに合わせてディスプレイを調整している。
②空間演出が得意な森島店長。インダストリアルなスタイルが基本的な好みだという。
③森島店長のお気に入りスポットは 1 階の壁。「開業当初からあるこの壁がなぜか好きなんですよ(笑)。エアストリームみたいで格好いい。無駄に打ってあるこのビスいいんです」
④「ここはお店の入り口となるスペースで、町田店の持ち味を伝えるディスプレイがあります。『FACTORY SERVICE』なので工業的なイメージをつくっています。この狭い空間から広い店舗に入っていくとワクワク感がいっきに高まるんです」
町田店から発信する D.F. SERVICE のスタイル
D:町田店は品揃えも独特ですよね。
M:メインは DULTON の商品ですが、もともと創業メンバーが趣味で置いていたヴィンテージやミリタリーのアイテムを今も継続して展開しています。その遊び心の混ざり合いこそが付加価値となり、独自の空間になっているんです。DULTON FACTORY SERVICE という店舗スタイルのベースとも言えるこのようなかたちは、町田店から生まれました。
D:どうやって空間デザインのスキルを身につけたんですか?
M:町田店で長く店長を務めていた先輩にいろいろと教わりました。あとはいろんなインテリアショップやヴィンテージショップに個人的に足を運んで、商品の見せ方や照明の使い方を学んでいます。
D:森島店長が愛用している DULTON の商品を教えてください。
M: パーツストッカー をずっと愛用中です。入社前に買ったので、もう6年くらい経ちますね。ネットを張って植物を置いたり、スコップをガサッと入れて使っています。お菓子が入っていることも多いです(笑)
①森島店長の部屋に飾られた パーツストッカー 。「何個も積み重ねられて、なおかつ収納した物がすぐに取り出せる使い勝手のよさと、インテリアとしてのデザイン性に惹かれています」
②DULTON のオリジナル商品とともにディスプレイされるヴィンテージ&ミリタリーアイテム。町田店には1点ものを探す楽しみもある。
③町田店にはもちろん パーツストッカー が並んでいる。各色、各サイズとも勢ぞろいしているので、好みや用途に合わせて自由に選んでほしい。
DULTON の魅力と町田店のこれから
D:ブランドとしての DULTON の魅力はなんでしょう?
M:ほかにないようなオリジナル商品が充実しているところ。海外のテイストを持つ DULTON のアイテムをお部屋に取り入れると気持ちが高揚します。DULTON の昔からのコンセプトでもあるのですが、「便利さよりも心を豊かにしてくれる物」をつくっていることがやっぱりいちばんの魅力ですね。
D:町田店はオリジナル商品の種類や点数がひときわ豊富で、いるだけで楽しくなる店舗ですよね。
M:楽しみながら買い物できる空間があるということも DULTON のブランドイメージだと思うんです。そこも大切ですよね。
D:今後の展望を教えてください。
M:2017年に閉店してしまったのですが、PANCOW / BOTANY という植物を取り扱う DULTON の店舗が東京・世田谷にありました。DULTON は2022年からそのコンセプトを復活させて、あらためて BOTANY という屋号で植物やガーデングッズを打ち出しています。町田店をはじめとした DULTON FACTORY SERVICE 全体で BOTANY を盛り上げていきたいです。
D:大きな多肉植物が入り口のそばに並んでいました。迫力がありますね。
M:あとは体験や演出的な部分をもっと楽しんでもらえるような、五感をさらに意識した売り場を提案したいです。ゆくゆくはワークショップやイベントを開催して、さらに楽しめる空間をつくりたいと思っています。
①町田店には BOTANY のコーナーが常設。サボテンやアガベ、ユーフォルビアなどの多肉植物や樹形にこだわったユッカ、フィカス、アカシアなどの観葉植物など存在感のある植物をセレクトしている。
②多彩な植物にマッチする BOTANY のガーデンポットも盛りだくさん。 BOTANY は今後さらなる充実をはかるので乞うご期待!
③スチールプレートに好きなテキストをエンボス加工できる カスタムエンボスプレート も町田店の人気商品だそう。このように体験的なことをより意識したサービスを増やしていきたいと森島店長は話す。
④過去のイベントで行ったステンシルのワークショップは大盛況だった。町田店でも楽しいワークショップの開催を画策中。
森島店長がイチ押しする DULTON のアイテム
森島店長が最近気になっている DULTON のアイテムを教えてもらった。もちろんすべて DULTON FACTORY SERVICE 町田店に並んでいるものばかり。店長のリアルな言葉を読んでから、ぜひ店頭で触れてみてほしい。
イチ押し①
重厚感溢れるチェスト&キャビネット
2 COLUMNS BY 5 DRAWERS RAW (2カラム バイ 5ドロワーズ)
¥96,800(税込)
2 LAYER CABINET RAW (2 レイヤー キャビネット)
¥82,500(税込)
「重量感がありながらも、無骨すぎない印象を持つところが好みです。見た目がシンプルで格好いいだけじゃなく、使い心地がいいようにきちんとデザインされているんですよ。引き出しには滑らかなベアリングが、扉には油圧式のサスペンションが内蔵されています。どちらもスムーズなうえに、最後にワンクッション置いてから優しく閉まるんです」
イチ押し②
カジュアルなビアテーブル&ベンチ
BEER TABLE 180 DARK GREEN (ビア テーブル 180)
¥24,200(税込)
BEER BENCH 180 DARK GREEN (ビア ベンチ 180)
¥16,500(税込)
「外でビールを飲むときに使うセットです。ドイツで一般的に使われている折りたたみ式のものをオリジナルでつくりました。以前は脚がシルバーだったんですが、グリーンにリニューアルしています。ちょっとオレンジがかった木の色合いが温かみがあっていいですよね。脚の色ともよくマッチしています」
イチ押し③
かわいいサイズのミニフェンス
MINI FENCE (ミニフェンス)
¥4,180(税込)
「デスクやテーブルに置くミニフェンスは遊び心があって好きです。クリップつきのミニハンガーやフックを使って、小物やメモを引っ掛けられます。ジョイントパーツでフェンスをいくつもつなげられるんですよ。配置するスペースに応じていろんなかたちにカスタムして使うと楽しいと思います」
※表記されている価格は記事制作時のものとなります。現状の価格はアイテムのリンク先をご確認ください。
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〒194-0004 東京都町田市鶴間7-6-1
Tel:042-788-3480
Fax:042-788-3490
E-mail: factory_service_machida@dulton.com
Open:11:00~20:00
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