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2024/09/17
    • D.F.Service 大宮店

【SMALL DRY GARDEN】荒野の景色

今年の夏、FACTORY SERVICE OMIYAに新しい石が入荷してきた。
TONE STONE TEQUILAという名前の南米を思わせるような赤色が特徴。

その名がしめすとおり南米原産のサボテンや、テキーラの原料でもあるアガベなどと相性抜群。
ドライガーデンをこれから作る方にはぜひオススメしたい。

もし自宅にお庭が無い方や、そんなにスペースが確保できないという方は箱庭を作ってみるのはどうだろうか。
今回はTONE STONE TEQUILAとヴィンテージのバスタブを使って箱庭を作ってみたのでぜひご参考に!

【WASTELAND】

赤い荒野の大地にはサボテンやアガベが生えており、ほとんど車も通らないようなひび割れた道のそばにはロードサインが立っている。
ボロボロの柵のそばでは風車がカラカラと乾いた音をたてており、こんなところにも人の営みがあるのだと驚く。
そんな景色をイメージして作ってみた。

とはいえあくまで箱庭なので、そこまで肩肘を張らずにパッと見て面白そう!と思えるような雰囲気に。
ロードサインはお店の入り口にあるものをギュッと小さくして作ってみた。

【PUMICE STONE】

まずはヴィンテージのバスタブの中に軽石を敷き詰めていく。
今回は10袋ほど使用したので軽石とはいえかなりの重さになった。
もし移動することがある場合は容器を底の浅いものにするか、キャスターを取り付けるのもいいかも知れない。

今回はまだまだ暑くてサボテンを植え替えるには時期が悪いので、ひとまずポットに入ったままで。
サボテンは春秋が植え替えの時期なので、もし検討されている方は今のうちに準備しておくと良さそう。

【TONE STONE TEQUILA】

次は植物の配置を考えながら石を並べていく。
ジオラマでは遠近感を出すために手前は大きく、奥は小さく作るというのを見てやってみたが・・・
正直この大きさではあまり変わらず。

それよりは荒野のゴツゴツ感を出すために少し山になるところを作ったり、下の軽石が見えないように石の形を見ながら並べていく方が見栄えが良さそう。

ロードサインや風車などを置くところはできるだけ平らになるように石の形を見ながら。
これが思ったように平らにならず色んな形の石とにらみ合い。

【ROAD SIGN】

ロードサインはチープな見た目になりすぎないようにパネルはガルバリウム鋼板を使用し、フレームはスチールのアングルで組んだ。
パネルは下書きをしたら金属用のハサミで全て切り出して、手描きしていく。
よく見ると塗った人によって上手い下手が分かるのだが・・・そこはご愛嬌、今後の練習あるのみ。

フレームはアングルを切って、ボルトで留めて、またアングルを切っての繰り返し。
気づけば両手は真っ黒、鉄粉まみれになりながら組み上げていきようやくロードサインも完成。

【SMALL DRY GARDEN】

風車の周りには柵を設置して、そばには小さな一輪車も転がして。
小さくてもずっしりと重いロードサインを並べたら今回の箱庭ドライガーデンが完成。

これなら庭が無くてもドライガーデンを楽しめること間違い無し。
また移動できるようにしておけば冬の寒い時期などは屋内に移すこともできるので、寒さに弱い植物にとっては心強いはず。

FACTORY SERVICE OMIYAに来られた際は、ぜひこの箱庭でサボテンとTONE STONE TEQUILAの相性の良さを確かめてほしい。
    • D.F.Service 大宮店

 

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