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2024/09/17
    • D.F.Service 大阪店

【CORPORATE SIGNAGE】アクリル板で看板制作

こんにちは。DULTON 大阪店です。
いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は、『倉庫を改装した品のある海外のレストラン』がテーマの展示会のブース設営に伴い、アクリル板を使って看板を制作しました。
サインペインティングの技法はブログでよく紹介していますが
ペイントする物や、色味、制作物のイメージ・テンションによって見え方が様々なので新しい発見がたくさんあります。
テーマに沿った素材の備品を使用するのも、完成度が上がるポイントですね。
それでは、今回の過程をご紹介します。

【Step 1】

まずはサイズを測りアクリル板をカットしていきます。
並行に線を引くため、丸鋸ガイド定規を使用すると便利です。
カットする工具は、カッターでもいいのですが、
アクリル・塩ビ板などの硬質プラスチック版専用の『P カッター』を使用するのがおすすめです。
板の厚さ半分以上の切り込みを入れ、端からパキッと割っていきます。

【Step 2】

次に、ロゴをサインペインティングしていきますが、
本体がクリアなのでトレーシングは必要なく、下にデザインを写して描いていきます。
文字の位置を決める際はマスキングテープなどで印をつけておいてください。
また、文字が直線の場合もマスキングテープで囲っておくといいです。

はみ出してしまった場合などは、ペイント薄め液で拭くと簡単に取れます。
注意点としては、クリア素材のため一度塗りだと文字が透けてしまうので
後ろから光を当ててカラーの濃淡を見比べて仕上げてください。

【Step 3 & Step 4】

看板のフレームは鋼製壁下地材として使われる、45mm幅スタッドに用いるランナーを使用しました。
角と角を組み合わせるため、ディスクグラインダーで45 °にカットしております。金切りバサミでも可能です。
背面は2mmの合板に両面、亜鉛平板を両面テープで貼り付けます。

最後にテープライトを仕込みます。コードを通す穴を事前に開け、淵に沿って貼り付けていきます。
アクリル板に指紋や汚れがついている場合は、しっかりと拭き取ってください。 最後に背面を差し込めば完成です。

【Complete】

第一印象にもつながるお店の看板は、存在感やイメージ、雰囲気を伝える重要な役目。
イメージに合ったものを自分達で考えて作り上げる、その一手間がさらに価値を上げてく れるはずです。

次のブログもお楽しみに!
    • 大阪店

 

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