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2023/12/26
    • D.F.Service 大宮店

【GLASS STICK SIGN】古きよき時代に見たような

ふるえるほど寒くなってきたと思えば、もう年の瀬。
師走とはよく言ったものでバタバタとしている内に気づけば今年も終わろうとしている。

毎日多くのお客様にご来店いただくなかで、頻繁に質問されて気になったことがある。
「お手洗いはどこにありますか?」

大宮店のトイレは「家を建てる際に参考にしました!」とお客様から言っていただけるほどこだわって作られた空間なのだが、見ていただけていない方も多いのかも知れない・・・。
たかがトイレ、されどトイレ。

これは何とかしなければと思い、今回はWALL LAMP GLASS STICKとEMBOSS PLATEを使ってトイレのサインを作ってみた。

古きよき時代のダイナーにありそう、を目指して

今回作るにあたって目指したのは「古きよき時代のダイナー」にあるような、スタイリッシュだけどレトロな印象も感じさせるようなサイン。
いつもそこにあったかのような雰囲気と、はっきりと主張する存在感を両立するために試行錯誤。

今回のサインのベースとなるWALL LAMP GLASS STICKは単体でも十分な存在感があり、足し算だけではLAMPの良さが無くなってしまうため、サインの方はできるだけシンプルになるように作成した。

使用した材料はこれだけ

今回使用したのはこちらの商品と材料たち。
・WALL LAMP GLASS STICK L  ¥17,050-(tax in)
・EMBOSS PLATE MINI ¥1,650-(tax in)
・ステンレスプレート 305×6mm t=2.0
・ボルト M4×30mm 2本
・M4用スペーサー 20mm 2本
・化粧ナット など

またEMBOSS PLATEを切り抜くために細めのスクレーパーとハンマー、ステンレス用ドリルビット、そしてLAMPの配線用工具などを使用した。

EMBOSS PLATEの切り抜き

FACTORY SERVICEで作成しているEMBOSS PLATEは、好きな文字をその場ですぐにいれることができる大人気商品。

作成する際は文字によって機械の押し加減を調整する繊細さと、ググッと力を込める大胆さが必要なのだが、今回は切り抜いてしまうのでストッパーを外して力の限り文字を浮き出させた。

文字を切り抜く方法を色々と試してみて、大工さんが叩きノミという刃物で木材をカットするのを思い出し、細いスクレーパーで叩き切ってみるときれいに切り抜くことができた。

小学生の時に将来の夢は大工さんだったのが、こんなところで役に立つとは。

取り付け方法はどうする?

EMBOSS PLATEが切り抜けたら次はLAMPに取り付けるためのベース作り。
ほぼ全面がガラスで加工できる部分が少ないため、ステンレスのプレートをガラススティックの隙間にはさんで固定し、M4のボルトが通る穴をあけることにした。

厚みのあるステンレスに穴をあける際は、注油をしながら少しずつ削っていくと失敗が少ない。
どうしても最初の方はドリルが穴からずれてしまうので、センターポンチなどを使って穴をあける場所にくぼみをつけておく必要がある。

ボルトにはスペーサーをはめて高さをだし、EMBOSS PLATEをつけたら化粧ナットで固定する。
TOILETの「O」の中の丸い部分も忘れずに。

試行錯誤の先に

組み立てが終わっても今回はこれで完成しない。
WALL LAMP GLASS STICKと素材感を統一するためEMBOSS PLATEにメッキスプレーを吹いてみたのだが、これは大失敗。
どうやらきれいな鏡面のメッキにするためにはかなりの手間がかかるらしく、これは今後の宿題となってしまった。

そしてランプを点灯させるためにはもちろん電気配線も必要、工業系の学校に行かせてくれた両親に感謝しつつ配線を終わらせて下地がある壁に取り付ける。
この作業は取り付ける場所が悪いと落下の恐れや、配線の方法によっては感電の危険が伴うこともあるので、電気屋さんなどに依頼するのもいいだろう。

今回作成したサインは大宮店のトイレの前に設置しているので、ご来店された際にはぜひ探してみてほしい。

今年のブログはこれで最後、いつもご覧いただきありがとうございます。
それでは皆様よいお年を。
    • D.F.Service 大宮店

 

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