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2025/04/21
    • D.F.Service 大宮店

【SIGN BOARD】商品タグをサインに

⼤宮店は今年で4年⽬に突⼊。
他のFACTORY SERVICEの店舗に⽐べて歴が浅いため装飾がまだまだ少ない。

そこで今回は、商品のタグに使われているブランドロゴを使⽤して看板を作製した。
ペイントをしたロゴには DULTON の商品に込められた想いが記されている。

〜HEAVYWEIGHT MATERIAL TO FIT FOR WORK. WE KEEP SUPPLYING DETAIL, DURABILITY & AUTHENTIC QUALITY FOR ALL WORKERS.〜

【TOUGH LIKE RHINOS】

合板に⽊⽬を再現し、ロゴをペイントしたサインボード。

DULTON のファンの⽅ならば⾒かけたことがあるのではないだろうか。
時に商品タグは、ショップやブランドの顔になりうる。

購⼊前の商品の“付属”として⾒過ごされがちだが、今後 DULTON のタグに意識してみるとより⼀層楽しめるだろう。

ここからは、売り場の顔となるサインボードが完成するまでをご紹介。

【CUTTING】

今回使⽤した⽊材は、DULTONのスチール家具が届いた際に保護のためについているMDF合板。
MDF合板とは Medium Density Fiberboard の略。

⽊材チップと樹脂を加えて作られた板で⽊材が持つ割れや節がなく耐久性があるが、小口面は割れやすいので注意が必要。

合板を必要な⻑さにカットする為、使⽤するロゴと同様の⽐率でマスキング、カットする。
ジグソーで切る時は両⾯にマスキングテープを貼ることでバリが少なくなる。

【MODELING】

次に、モデリングペーストを使って⽊⽬を作る。
モデリングペーストとは、塗装を盛り上げるための下地材。

マスキングテープで三等分にし、板を貼り合わせたような形に成形していく。
⼩⼝部分は⽊材の切り⼝のようになるように。

繋ぎ⽬部分はカッターで溝を掘り、⽊材を張り合わせたような形にしている。
また、⽊材っぽさを出すために所々ヒビや⽋けを作る。

【PAINTING】

モデリングペーストが乾いたら、下地を塗り⽂字をトレージングしていく。
タグのカラーを再現するために塗料は調⾊して⾊を合わせた。

⽂字数が多くサイズも様々なので、⽂字によってはマスキングテープで枠をとりながらペインティングをする。
盛り上がっているところはあえて綺麗に塗らず⽊⽬に合わせた。

サインペインティングは、⼿描きならではの温もりを感じさせる。
多少のズレや歪みもアジになっていく。

【AGING】

最後にエイジング塗装をして古材⾵に仕上げていく。

暗い⾊を⽔で希釈し、薄く全体的に塗ることによって影をつけ凹凸の溝に⾊を⼊れる。
次に、明るい⾊で凹凸のトップに⾊を乗せるドライ加⼯を施す。

この2つの⼯程により⽊⽬の凹凸が強調され使い込んだようなヴィンテージ感を出した。

このサインプレートは、⼤宮店の売り場の顔として今後親しまれていくはず。
店舗へ訪れた際は、 ⼈の⼿で作った温もりのあるサインプレートと想いの込められた様々な商品タグに⽬を向けながら楽しんでくれたら幸いだ。
    • D.F.Service 大宮店

 

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