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2025/09/22
    • D.F.Service 大阪店

【STORE FIXTURE】 時代を超えて受け継がれる什器たち

こんにちは。DULTON ⼤阪店です。
いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
みなさん店舗にお越しの際、什器に注⽬されたことはありますか?
店舗には、⻑年にわたって⼤切に使い続けられている什器が存在します。
なかには、DULTON の歴史とともに歩み、時代の変化に伴い各所を移動しながら今も活躍している什器もあります。
今回はそんな“時を超えて受け継がれている什器”にフォーカスし、いくつかピックアップしてご紹介します。

【CHECKOUT COUNTER】

DULTON ⼤阪店の 2F には、「TRANS-LANKHE」と書かれたカウンターがあります。
何度かご来店された⽅は、「この⽂字何だろう?」と思われたかもしれません。
実はこのカウンター、当店がオープンする前に⼤阪・⼼斎橋で営業していた
「TRANS-LANKHE」(トランランケ)という店舗で使われていたものなのです。

1998 年にオープンし、2017 年までの 19 年間にわたって親しまれたその店舗から、現在の⼤阪店へと移動され、
当時も現在もレジカウンターとして⼤切に使われ続けています。
場所を変えながらも変わらず使われ続けてきたこの什器には、長年の使用や時間経過によって生まれた深い味わいがあります。
時を超えて役割を果たし続けてきたその背景こそが、この什器ならではの魅力です。

【STAIRS】

D.F.Service 町⽥店にあるこの階段は、元々は直営店第一号としてオープンし、
今も営業を続けているZAPADY-DOO代官山店にあったもの。

今では、階段下に商品を並べたディスプレイ棚として活⽤され、その存在感は健在。
段板には分厚い鉄板にガラスが組み合わされており、重厚なアートデザインとなっています。
昨年のホリデーシーズンには、オーナメントで飾り付けされ、ディスプレイとして彩られることも。
移動してもなお、町⽥店の空間に溶け込みながら新しい役⽬を果たしてくれています。

【DISPLAY COUNTER】

こちらも、町田店に置かれているカウンター。

今はなき店舗「PANCOW / BOTANY」で使われていたものです。

「PANCOW / BOTANY」は、DULTONが1996年に東京・駒沢通り沿いにオープンした直営店。

1階は雑貨や家具を中心とした「PANCOW」、2階はガラス張りの温室のような空間で、多肉植物や熱帯植物を扱う「BOTANY」として展開していました。


惜しまれながら2017年11月に閉店しましたが、その想いや世界観は、2022年にスタートを切った観葉植物やガーデンツールを扱うレーベル「BOTANY」にしっかりと受け継がれています。

町田店にあるこのカウンターも、そんなストーリーを背負っています。
長く使われてきたからこそ感じられる、独特の存在感とあたたかさが空間を包んでいます。

【DOOR】

この無⾻な雰囲気と、キックプレートが印象的な存在感のあるステンレス製の両開きドア。
実はダルトンの静岡本社で使われていたものなのです。

多くのスタッフ、商品・什器が⾏き交ったドアは、
現在では D.F.Service 武蔵村⼭店のワークスペースの⼊り⼝として新たな役割を果たしています。

【これからも続くダルトンの什器の歴史】

こうしてみると、DULTON には時代や店舗を超えて使われ続けている什器がたくさんあります。
新しいものにはない使い込まれた⾵合いや、積み重ねられた時間が、空間に安⼼感と味わいを与えてくれます。

DULTON 直営店にお越しの際は、是⾮商品だけでなく、その背景にある什器にも⽬を向けてみてください。
その什器がどんな場所を旅してきたのか、想像するだけでちょっと楽しくなるかもしれません。
    • 大阪店

 

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